うみ・ひと・まち 宮城県七ヶ浜町
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広報しちがはまHTML版は、「特集」をピックアップし、HTML化して掲載しております。
さぁ、家族会議 「ゴミ」にするか「リサイクル」するか、決めるのはあなたです
本当に大変なんです プラスチック製容器包装の正しい分別に、どうかご協力を
たくさん物がつくられ、使われ、そして捨てられる―便利で豊かな生活の中で、私たちが毎日出しているゴミの処理には、多くの人手と莫大な税金が使われています。
また、私たち出すゴミが最終的に運ばれる最終処分場埋立地が、平成27年で満杯になってしまうと言われていることをご存じない方も多いのではないでしょうか。
地球規模で考えても、物を生産し廃棄している私たちの生活が、資源の枯渇や地球温暖化、環境汚染などの問題につながっていることは、想像に難くありません。
私たち一人ひとりがゴミの減量やリサイクルに取り組むことで、ゴミの処理にかかる費用が軽減されることはもちろん、限りある資源を繰り返し有効に利用することや、地球の大切な環境を守ることにつながります。
私たちが暮らしていくためには、絶対に避けては通れないゴミの問題。私たちは、このことを改めて見つめ直さなければならないのです。
平成17年度で、七ヶ浜町の皆さんが出したゴミの量は約7,000トン。その処理に約1億3,000万円もの税金が使われました。
町民一人に換算すると、1年間で出したゴミの量は一人あたり約330キログラム。処理費用は約6,200円となります。
七ヶ浜町の皆さんが集積所などに出すゴミの総量は、一見するとわずかながら減少傾向にあるように見えますが、これは地域資源回収団体の活動などにより、資源物が減少していることなどが原因と考えられます。【グラフ1】燃やせるゴミの量は、過去数年横ばいとなっており、減量化へ向けた対策が急がれているところです。
七ヶ浜町で収集されたゴミは、多賀城市と利府町の境にある宮城東部衛生処理組合に運ばれます。運ばれたゴミの内訳を見てみると、燃やせるゴミの約4割が生ゴミです。【グラフ2】生ゴミは水分が多いため重く、処分する費用も余計にかかります。
皆さん一人ひとりの努力で、これをいかに減らすかがゴミ減量のポイントになります。家庭にある食料の約3割が捨てられているといわれますが、食べ残しをできるだけしないことや、生ゴミを堆肥として再利用することで、ずいぶんとゴミを減らすことができます。
また、紙類も大切な資源物です。できるだけ燃やせるゴミには出さずに、資源物として出すように心がけましょう。
プラスチック製容器包装や缶、ビン、ペットボトル、紙類などのリサイクルできる資源物は、宮城東部衛生処理組合に運ばれた後、さらにそれぞれのリサイクル施設に運ばれ、新たな製品へと生まれ変わります。これら資源物以外の燃やせるゴミなどは、焼却されるか細かく砕かれて最終処分場埋立地に運ばれます。
このままのペースで埋め立てられていくと、埋立地は平成27年に満杯となると言われていますが、排出されるゴミの量によっては平成27年より早まる可能性もあります。
埋立地ができるだけ長く使えるようにするためにも、燃やせるゴミの減量と資源物のリサイクル率の向上が大きな課題となっているのです。
大量生産・大量消費の私たちの生活は、限りある様々な資源を使い果たそうとしており、地球環境にも大きなダメージを与えています。
生活から生み出されるゴミも増加の一途をたどっていますが、ゴミを埋め立てる土地がなくなり、日本がゴミであふれてしまう前に私たちが取り組まなければならないことは、ゴミの排出を減らすこと、そして使える物は繰り返し使用し、使えなくなったものはリサイクル(再資源化)することです。そうすることで、ゴミが減ることはもちろん、限りある地球上の資源を有効に活用することができます。リサイクルできるものは、ゴミではなく大切な資源として考えなくてはならないのです。
毎週1回、分別収集されているプラスチック製容器包装。地球環境への負担を減らすために何度も再利用しようと、法律に基づき平成16年1月から分別収集が始まりました。
私たちが分別しているプラスチック製容器包装は、宮城東部衛生処理組合に運ばれてから手作業で再度分別作業されているのを、皆さんご存じでしたか。
膨大な量を、すべて手作業でチェックするという大変な手間をかけている理由は、きちんと洗っていないものやプラスチック製容器包装以外のものなどが入っていると、せっかく集めたものがリサイクルできなくなってしまうからです。また、レジ袋などに入れたまま指定袋に入れてしまうと、中身を確認できません。
もちろん、このような違反ゴミによって全体の品質が悪くなれば、引き取るリサイクル業者もなくなってしまいます。ちょっとした不注意で出された少しのゴミのために、大変な苦労がかかっているのです。
プラスチック製容器包装だけでなく、ペットボトルや缶、ビンなどの資源物がきちんとリサイクルされるためには、私たちの気持ちひとつで決まります。大切な資源となるかゴミになるかは、私たちの手にゆだねられているのです。
「プラマーク」があれば、プラスチック製容器包装です。マークがないものでも、中身を使った(食べた)後に不要になるプラスチック製の容器や包装は、プラスチック製容器包装に該当します。
(例)カップ・パック類、ポリ袋、ラップ、食品トレイ、ペットボトル以外のボトル類
なお、次のものは燃やせるゴミに出してください。
これまでのとおり、大量生産・大量消費・大量廃棄の上に成り立っている私たちの生活は、埋立地問題や資源の枯渇、地球温暖化、環境汚染など地球規模での問題も引き起こしています。この危機を乗り切り、未来へ美しい環境と資源を残していくために、私たちは「3R」に取り組まなくてはなりません。 3Rとは、三つのRに基づく取り組みです。ゴミを減らし、ゴミの焼却や埋め立て処分による環境への悪影響をできるだけ減らすことで、限りある地球の資源を有効に繰り返し使う循環型社会をつくろうとするものです。地球に住む私たちに最低限求められていることなのです。
重いとお金がかかるので、生ゴミは堆肥としてリサイクルするか、できるだけ水分を切ってから捨ててね。
中身を使いきり、水洗い・ふくなどして、汚れを落としてから出してね。また、中身が見えなくなるので、レジ袋等に入れて出さないで。
缶もビンも水洗いしてね。ビンは、キャップを外して出そう。そのまま使えるビンは、買ったお店に戻してあげてね。
再資源化するため、封筒や箱、メモ紙などもできるだけ燃やせるゴミに出さないでね。ひもでしっかり縛り、資源回収に出してください。
キャップとラベルをはずして水洗いし、つぶして出してね。
蛍光灯や乾電池、鏡などの有害ゴミは、指定の袋に入れて出してね。粗大ゴミは、指定された日に集積所へ。
「プラスチック製容器包装のルール違反のゴミが、なかなか減らずに苦労しています」と話すのは、菖蒲田浜地区・衛生組合長の星 勝雄さん。4回にわたり町が行った説明会の効果も今ひとつ。ペットボトルや燃やせるゴミ、汚れた発泡スチロールなどが入っている袋がたくさんあるという。「他の地区はどうなのかな。うちらの方は、まだまだですねぇ」違反ゴミに悩むのは、決して菖蒲田浜地区に限らない。今やすべての地区に共通する大問題となっている。
この問題に対し、地区の住民にゴミの出し方へ高い意識をもってもらおうと、独自のルールを作っている地区もある。吉田浜地区や代ヶ崎浜地区では、プラスチック製容器包装の指定袋に名前を書くことを義務づけている。「名前を書くようになってから、違反ゴミがかなり減った。地区住民のつながりが強いからできることですね」と代ヶ崎浜地区衛生組合長の佐藤 勲さんと同地区役員の赤間 陽さんは口をそろえる。「今では名前を書くことへの抵抗も少なくなったんじゃないかな。収集日に集積所を巡回することも、みんなの意識を高める効果が大きいと思う」
また、汐見台南地区では、違反粗大ゴミなどを写真に撮り全戸に回覧。「違反ゴミを出した人が持ち帰るまで、何度も周知しています。これはかなりの効果がありました」区長の加藤清勝さんは、こう話す。「集積所の当番を順番で回していることもあり、だいぶ意識も高まってきました。問題があれば、班ごとに解決してもらっています」町から配布された分別に関する看板を集積所に掲示するなど、徹底した分別にも力を入れているようだ。
各地区で大変な悩みとなっている違反ゴミ。出している方はちっぽけなことかと思うかもしれないが、大きな視点でみれば私たちの生活環境や命までも脅かすものとなっている。環境と未来を守るため、地球に資源を返すため、私たち一人ひとりの意識が問われている。
政策課 情報政策係(電話:357-7439)
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